
伊達な文化と名湯をめぐる旅(3泊4日コース)

電車を乗り継ぎながら、みちのく大崎地方の旅を満喫。
次の日も宿を朝早く立ち、JR東北本線の松島駅から松山町駅へ。まずは歴史を知るために、松山ふるさと歴史館に向かった。松山は仙台藩の重臣であった茂庭家の城下町で、館内には甲冑をはじめ、藩政時代の資料が数多く展示されていた。また、松山出身の歌手・フランク永井の展示室もあり、足跡を紹介するパネルとともに、レコード大賞の賞牌などが並んでいた。
松山といえば酒造会社の「一ノ蔵」も有名で、隣にある酒ミュージアムも見学するとともに、地酒の味見もできた。どれもさすがは米どころと納得できるおいしい酒ばかりであった。
再び松山町駅に戻り、小牛田駅からJR陸羽東線に乗り換え、有備館駅で下車。旧有備館及び庭園は、岩出山伊達家の学問所などに使われていた建物。茅葺の書院造りがそのまま残されていて、庭にある池との調和も素晴らしい。その後、伊達政宗が切り開いたと伝えられる内川に沿った遊歩道を散策。
すると「大崎宝御膳」と書かれた大きな幟を発見。店主に聞くと、地元食材を使った美と健康のための特別料理で、市内の飲食店数軒で提供されているとのこと。私たちが食べたのは凍豆腐や伊達ざくらポークなどの地元食材がふんだんに使われた大変おいしい御膳であった。普段は予約が必要とのことであったが、店主のご好意で運良く味わうことができた。
昼食後は、岩出山城があった城山公園を見学。岩出山の街並みが一望できるスポットとして人気があるらしい。駅に戻り、再びJR陸羽東線に乗車。鳴子温泉へと向かうが、妻が途中にある「あ・ら・伊達な道の駅」に寄ってみたいというので、池月駅で降りることにした。施設内は多くの人で賑わい、旬な野菜が並ぶ農産物直売所が人気を集めていた。どれも新鮮でかつ安い。
そして、今日最後の目的地である鳴子温泉駅へ。まずは紅葉の鳴子峡を楽しむため、タクシーに乗車。見晴台に着くなり、その景色に夫婦で感嘆するばかり。言葉にならない絶景であった。その後は温泉街に戻って中心部を散策。昔ながら温泉街の雰囲気が残っていて、歴史を感じさせりる共同浴場もあった。特に日帰りの観光客には、数カ所の旅館や共同浴場の温泉に入浴できる「湯めぐりチケット」が人気を集めているらしい。妻がこけし職人の工房を見つけ、二人で絵付けに挑戦。スタッフの人が丁寧に教えてくれるものの、絵心のない私はその指導を生かせずじまい。自分では味のある表情と思いながらも、やはり出来映えでは妻に完敗だった。
宿では自慢の温泉に早速入り、楽しみにしていた夕食を堪能。地元の特産・名産に加え、「どぶろく特区」ということで、どぶろくもいただいた。また、「日本一おいしい米コンテスト」で優勝した「ゆきむすび」の御飯も大変おいしかった。地元の生産者と消費者が一体となって開発、普及に努めてきたというすばらしいお米。私たちもこうした地域の取り組みを理解すれば、旅もより一層楽しくなるであろうと思った。
2012年03月28日 一関市 厳美渓(名勝・天然記念物)更新
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60歳代のSさんご夫婦・東京在住・リタイア後に…>>





